子供の運動不足や筋力低下、柔軟性の低下に伴い、整形外科でも、オスグットと診断されて、リハビリを余儀なくされる子供達がいます。
私も30年前に、オスグットとは知らず、野球を強制的にさせられて、今でも、膝の骨が出て、運動すると、炎症、痛み、それによりパフォーマンスの低下を余儀なくされてきました。
そんなことににはなってほしくないため、簡単ではありますが、子供、保護者の方に最低知ってほしい子供の膝痛について、オスグット病をまとめました。
以下は、オスグッド病に悩んでいる子供やその保護者向けにわかりやすく、親しみやすい内容に更新したブログ記事です。具体的な症状や日常生活での注意点、家庭でできるリハビリ方法なども盛り込みました。
子供の「膝の痛み」、それってオスグッド病かも?【保護者必見】
今回は成長期の子供たちに多い膝の痛み「オスグッド病」についてお話しします。この病気は、運動を頑張っているお子さんが突然「膝が痛い」と言い出したときに疑われることが多い症状です。
特にスポーツに一生懸命取り組んでいる小学生高学年から中学生にかけてよく見られるので、ぜひチェックしてみてください!
親は、成長痛だろう・・・と放置しないこと。一緒に知識をつけて子供の膝を守ってあげましょう。
オスグッド病ってなに?
オスグッド病とは、膝のお皿の下、すねの骨(脛骨)の部分が痛くなる病気です。成長期の骨はまだ柔らかく、スポーツでジャンプやランニングを繰り返すことで膝のお皿の下にある腱が引っ張られ、骨に負担がかかります。その結果、痛みや腫れが発生します。
よくある症状
膝の前側が痛い:特にジャンプやダッシュの後、階段の上り下りで痛みが強くなります。
脛骨結節の膨らみ:膝の少し下の部分が出っ張り、触ると痛いことが多いです。
腫れや熱感:痛みが強いと、その部分が赤く腫れたり、熱っぽくなります。
私は小学校5年生時に全て発症してしまい、現在40歳ですが、長時間の運動時などは膝の痛みが出現するので、ケアが必須になっています。
オスグッド病はなぜ起こるの?
オスグッド病は、成長期において筋肉の成長が骨の成長に追いつかないときに発生しやすくなります。
特にスポーツを頑張っている子供たちは、筋肉や腱が強く引っ張られるため、脛骨(すねの骨)の付着部分に負担がかかりやすいです。
サッカーやバスケットボール、野球など、ジャンプやランニングの動作が多いスポーツをする子供たちに多く見られます。
保護者が知っておきたいポイント
子供が「膝が痛い」と言い始めたら、まずは無理をさせず、活動を一時的に制限することが大切です。オスグッド病は、適切にケアすれば症状が軽減し、自然と改善していくケースが多いです。
私の場合は接骨院で電気治療のみしてその先生も成長痛だろうということで何も対処していただけなっかです。田舎ぐらしで接骨院ぐらいしかなかったので・・・
早めの対処が重要!
1. 安静にする:痛みが強いときは、スポーツ活動を中断しましょう。無理をさせると、回復が遅れてしまいます。
2. アイシング:運動後や痛みがあるときは、15〜20分程度、氷で冷やします。これで炎症を抑えられます。
3. サポーターの使用:オスグッド専用のバンドやサポーターを使うことで、膝の負担を減らすことができます。
家庭でできるリハビリ・ストレッチ方法
まずはしっかりと医療機関で診察、診断を受けること。
※決して、診断できない、整体院や接骨院に行かない!!
Drにしっかりみてもらうこと
そして、理学療法士やDrの指示で運動やケアなどをしていいか許可をもらう。
リハビリは、日常生活の中で無理なく取り入れることが大切です。痛みが和らいできたら、次のようなストレッチや筋力強化エクササイズを行ってみましょう。
下記運動について担当Drに許可をもらってから始めてください。
1. 大腿四頭筋のストレッチ
方法: 座った状態で片膝を曲げ、かかとをお尻に近づけます。膝が痛くない範囲で20〜30秒キープしましょう。
ポイント 無理をせず、ゆっくりと行います。痛みが出た場合は中止してください。
2. ハムストリングスのストレッチ
方法: 床に寝て、片脚を伸ばして、もう片方の足を膝を寄せましょう。
寄せた膝をゆっくり天井に伸ばします。
ポイント: 反対の膝裏が浮かないように。気持ちのいいところでO K
3. クワドセッティング
方法: 仰向けに寝て、片脚をまっすぐに伸ばしたままゆっくりと太ももに力を入れる
5秒間キープして緩める。
– **ポイント**: 10回を1セットとして、痛みがない範囲で2〜3セット行います。
オスグッド病の予防法
予防のために、日常から膝周りの柔軟性を保つことが重要です。以下のポイントに気を付けると良いでしょう。
1. 運動前後のウォームアップとクールダウン
:筋肉を十分に温めてから運動を始め、終わった後にはしっかりとクールダウンを行いましょう。
2. 筋力バランスの改善
:太ももの前側(大腿四頭筋)と後側(ハムストリングス)の筋力バランスを意識したエクササイズを取り入れましょう。
3. フォームチェック
:走り方やジャンプのフォームが悪いと、膝に余計な負担がかかります。コーチやトレーナーにフォームを見てもらうのもおすすめです。
最後に
オスグッド病は、適切な対処を行えば改善することが多いですが、無理をして悪化させると治るまでに時間がかかることがあります。お子さんが「膝が痛い」と訴えたときには、すぐに休ませて、痛みがある場合は専門家に相談するようにしましょう。
また、普段からのストレッチや筋力強化、フォームの改善は、オスグッド病の予防にもつながります。親御さんも一緒にお子さんのケアを行い、健康な膝を保てるようサポートしていきましょう。
この記事が、オスグッド病で悩んでいる子供たちとその保護者の皆さんの役に立つことを願っています。
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