私の仕事の活動の中に、ゴルフコンディショニング
ゴルフをする上で必要な体つくりをサポートする活動をしています。その中で、一番悩みなどでも多いのが肩や胸の可動域についてです。
今回の運動はバランスボールや椅子などを使ってできる家トレになります。
ゴルフスイングでは、肩や胸、体幹の柔軟性と可動性が重要です。その中でも胸部の柔軟性は、スイングのバックスイングやフォロースルー時の動きに大きな影響を与えます。この記事では、バランスボールを使った胸のストレッチ方法と、その効果について詳しく解説します。
ゴルフスイングで胸の柔軟性が重要な理由
- スムーズなバックスイング
胸部の柔軟性が不足していると、腕や肩だけでクラブを振ろうとし、スイングの一連の流れが不自然になります。胸の柔軟性があることで、背骨を軸にした回旋運動がスムーズに行われ、より効率的なバックスイングが可能になります。 - フォロースルーの安定性向上
胸部が硬いと、スイング後に肩や体幹が十分に回らず、フォロースルーが小さくなります。胸の柔軟性を高めることで、フォロースルーでクラブが自然に前方へと抜け、力強いショットが実現します。 - スイングスピードの向上
胸や肩の柔軟性が高まることで、動きの制限が減り、スイングスピードが自然と向上。スピードアップによって飛距離の伸びが期待できます。
バランスボールを使った「胸のストレッチ」方法
以下の手順で、このストレッチを取り入れてください。
- 準備
床にひざまずき、バランスボールを身体の横に置きます。ボールの位置は、腕を伸ばして自然に置ける距離が理想です。 - 腕をセットする
腕を横に伸ばし、肘を90度に曲げた状態でバランスボールに前腕を置きます。このとき肩の位置が無理に上がらないよう注意してください。 - 胸をストレッチ
ゆっくり肘を曲げながら胸を床に近づけていきます。このとき、胸に心地よいストレッチを感じる位置で止めます。ストレッチを感じたら、2〜3回ゆっくりと深呼吸をしましょう。 - 戻す
ゆっくり元の姿勢に戻り、反対側も同様に行います。
このストレッチの効果
- 可動域の向上
胸部と肩の柔軟性が高まり、ゴルフスイングに必要な大きな動きを実現できます。 - 姿勢の改善
胸を開くことで、猫背や肩の前傾姿勢を改善し、より正しいアドレス姿勢を作ります。
正しい姿勢のいいアドレスを作ることは、スコア向上にとっても役に立ちます。 - 怪我の予防
スイング時の負荷が分散されることで、肩や腰への過剰な負担を軽減し、怪我を予防します。
50代から、肩、腰など爆弾を抱えた状態の方が増えます。少しで負担を減らすには大切な運動になります。
取り入れ方のポイント
- ゴルフ練習前のウォームアップとして行うことで、体がスムーズに動く状態を作れます。
- 毎日のケアとしても取り入れれば、長期的な柔軟性向上が期待できます。
まとめ
ゴルフスイングに必要な胸や肩の柔軟性を高める「胸のストレッチ」は、シンプルで効果的なエクササイズです。姿勢の改善や怪我の予防にもつながり、スコアアップに貢献します。ゴルフを楽しむすべての方におすすめしたいストレッチです。
ぜひこの記事を参考に、日々のトレーニングに取り入れてみてください!
コメント