自分の子供の骨を強くする知識をあなたに
コロナ時期によく娘が足を骨折したりしていました。骨折しないための術を知っていにも関わらず骨折させてしまった自分に憤りを感じていました。
最近の整形外科では、子供の骨折が増えていることを実感しています。跳び箱での手の骨折や雲梯での指の骨折など、小さな事故でも簡単に骨折してしまうことがあります。
そこで今回は、子供の骨を強くするために重要な3つの方法についてお伝えします。成長期の子供たちにとって、強い骨を持つことは一生の健康を支える基盤となります。特に、将来の骨粗鬆症予防にもつながるため、親としてぜひ参考にしていただければと思います。
はっきりいうと、
1. 子供に高カルシウム食品を摂らせましょう
カルシウムは骨の健康に欠かせないミネラルです。乳製品、豆類、ナッツ、種子、緑の葉野菜などに多く含まれています。最近の研究でも、成長期のカルシウム摂取は、将来的な骨密度に大きな影響を与えることが確認されています。
高カルシウム食品の例:
- 乳製品: 牛乳、ヨーグルト、チーズ
- 豆類: 大豆、エダマメ
- ナッツと種子: アーモンド、チアシード
- 野菜: 小松菜、モロヘイヤ、青梗菜
私の家庭では、お好み焼きや焼きそばに小松菜を細かく刻んで混ぜるなど、子供が食べやすい形で工夫しています。カルシウムも子供達があまり食べない食材が多いですね。
最新の知見では効果は認められていますので、親がしっかり子供に摂取させるべきものになります。
骨密度についても、女性の場合は成長期にどれだけ蓄えているかが問題になってきています。
閉経すると急激に減少するため、子供へのカルシウム摂取は親の責任でもあります。
2. ビタミンDを適切に摂取させましょう
ビタミンDはカルシウムの吸収を助け、骨の形成を促進する重要なビタミンです。
しかし、多くの子供たちはビタミンDが豊富な食品を十分に摂取できていません。
ビタミンDは魚(サケ、サバなど)、卵黄、強化シリアルなどに含まれていますが、これらの食品を日常的に摂取することが難しい場合、サプリメントの利用も検討すると良いでしょう。
また、ビタミンDは日光を浴びることで体内で生成されますが、過度の日光浴は皮膚がんのリスクを高めるため、日焼け止めの使用や適度な時間を守ることが重要です。
最近の研究では、日光浴の適切な時間帯や頻度が推奨されています。一般的には、日中の紫外線が強い時間帯を避け、朝や夕方の穏やかな日差しを浴びることが勧められます。
ビタミンD摂取のポイント:
- 食事で摂取: 魚、卵黄、強化シリアル
- サプリメント: 必要に応じてビタミンDサプリを利用
- 日光浴: 1日15分程度の適度な日光浴
3. 子供たちに運動を勧めましょう
運動は骨の成長と強化に非常に重要です。
特に、ウォーキングやランニング、ジャンプなどの「体重負荷のある運動」は、骨に適切な刺激を与え、強い骨の形成を促します。これらの運動を通じて骨にかかる圧力が、骨密度の向上を助けます。
ただし、水泳や自転車といった運動も全身の健康には効果的ですが、骨密度を高めるためにはこれらに加えて体重を支える運動を取り入れることが重要です。近年の研究では、短時間でも頻繁に身体活動を行うことが、骨の健康に有益であることが示されています
おすすめの運動:
- ウォーキング: 家族で散歩を楽しむ 歩数については年々減少しているため、必須。
- ジャンプ運動: トランポリンや縄跳び かかとからの骨への荷重により骨を強化します。
- ランニング: 公園でのランニングやかけっこ
これらの運動を毎日少なくとも1時間は行うようにし、子供たちの骨を強く保つ手助けをしましょう。また、最近のガイドラインでは、運動の前後に適切なストレッチやウォームアップを行うことで、怪我の予防にもつながるとされています。
かこのNOTEで書いた私の記事も参考にしてください↓↓↓
家トレも使ってみてください↓↓↓
最後に
十分なカルシウム、ビタミンD、そして運動は、子供たちの骨の健康に不可欠です。親として、これらの要素をしっかりと管理し、子供たちが健康な骨を持ち、将来の骨の問題を予防できるようにサポートしましょう。
知識を蓄え、実践することで、子供たちの未来の健康を守る手助けをしていきましょう!
以上、予防医学に基づく子供の骨を強くするためのアドバイスでした。お役に立てば幸いです。次回は、捻挫予防の具体的な運動についてお伝えする予定ですので、お楽しみに。
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